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ハラスメント講習会

ハラスメント講習会

先週末(5/14)当社では経営コンサルタント「JPN」の佐藤先生を講師にお迎えして、昨今社会問題になっているパワハラ・セクハラなどのハラスメント講習会を行いました。募集をしてもなかなか従業員の充足が難しい現状の中で、せっかく入社してもすぐに辞めてしまう原因の一つとして考えられる「パワハラ」などのハラスメント問題を取り上げて、より良い職場環境を作る為の貴重なお話をお聞きできました。

例として、上司に普段から激しく叱責される社員が「パワハラを受けている」と会社側に訴えて、会社側も当事者双方から事情を聞いた結果、その上司は地方への移動を命じられたそうです。しかしながらその上司もけして間違った事を言っている訳ではなく、問題は必要以上に厳しい言い方での叱責だったことでした。優位な立場から暴力的な言動をすることはもちろん、受ける側の人格否定になるような精神的攻撃などはパワハラとして扱われる場合もある事を理解しなくてはならないですね。そして大切なことは普段から良いコミュニケーションを取ることで、仕事を教える方も育てる気持ちが必要なのです。簡単に「使えない奴、できない奴」と決めつけて乱暴な言葉で叱ったりせずに、どこに問題があるのか、何ができるのか・・と個々に考えて対応する関係性を築けると良いです。

 「して見せて 7回教えて させてみて 褒めてやらねば 人は育たず」 この言葉はかの山本五十六連合艦隊司令長官と、西武王国を築いた堤康次郎さんの両者が座右の銘とした言葉です。人を育てることは難しいですが「人は石垣 人は城」と言われ、会社にとっては非常に大切な資源の育成です。指導者と言われる方々がそう言った意識をもってあたれば、きっと良い関係性を築き、良い職場環境を作っていけると思います。